迷い人

日々勉強。勉強の先に何か見つかるといいなぁ

【お仕事紹介】エスカレーションについて

15分でお仕事紹介の記事を書いてみた」のコーナーです。

 

本日はエスカレーションについてです。

 

みなさんエスカレーション」て言葉知っていますか?

 


うちの会社では「エスカレ」と省略することも多いのですが、業務をやっていて、担当者同士では解決しないので、より上位の職責の人同士で解決してもらいたいときに、問題が発生した背景とか自分の考えるを説明することを指します。

 


今日はこの「エスカレ」について、解説したいと思います。

 

上手にエスカレできる人が評価される世界

自分に手に負えない問題に遭遇した時、時間がかかったとしても、なんとか知恵と工夫で解決する人はあまり評価されません。


自分の上司、上司の上司に問題の背景や議論ポイント、自組織としてはベストのアクション等をうま~く説明して対抗組織の上司とやりあうための武器を渡せる人が評価されます。


エスカレしない=自分のレベルで解決できるレベルの仕事しかしていない


そんな風に思われがちだからです。


エスカレを全然しない人は上司からすると

「あいつどんな仕事してるんだ?俺に相談することもないのか。さぼってるな」

となるんだと思います。

 


大きな組織で仕事をしていると細かく仕事が分担されることになるんですが、自分に与えられた仕事をただこなすだけでは評価されないということです。


中には実力以上、職責以上の仕事が割り振られて、仕事する=エスカレするみたいな人もいて、そういう人はプレッシャーでつぶされない限りどんどん出世していきます。


ただ、そういう「花形」な人は少なく、多くの人は自ら自分の実力以上の仕事を取りに行って、それをうまく進めるためにエスカレしないと評価されません。


この社内で仕事を取りに行く行為ですが、相当モチベーションが高くないとできません。


自分が興味がある、自分が成長できると思うという理由で自分の力以上の仕事をやろうとすると、その仕事が失敗した時の責任は上司が取ることになるので、上司に反対されることも多いです。


定時に帰りたいという欲求とも戦うことになります。


そういった外部障壁、内部障壁に打ち勝って仕事をやって、かつうまく上司にエスカレして、自分の職責以上の仕事で成果を残す。

 

これがうちの会社で出世する道なわけです。


あとがき(ふと思ったこと)

「うちの会社」って言葉、若い人はあまり使わないらしいです。
会社=家族(運命共同体)みたいなニュアンスだからなんでしょうね。